電子レンジ

電子レンジの効果的な使い方と節約方法

温める時の使い方

電子レンジには500Wや600W、1000Wなどの消費電力があります。
消費電力の高い電子レンジほど使う電気も多いですが、その分温めるまでの時間が短くなり、電子レンジに関しては、消費電力の高いモデルのほうが、節電効果はあります。

電子レンジの庫内には、丸い皿があり、その上に温めたい食品を置きます。
意外に知られていませんが、皿の真ん中に食品を置くよりも、外側に近い部分に置いて温めたほうが、早く温まり、使う電気も少なくなります。
外側に食品を置いたほうが、中心よりも多く回転するので、より早く温まるのです。

庫内に複数の食品を置いて温めるときは、それぞれの食品を離して置くようにすると、熱が伝わりやすく、早く温まります。
また庫内には、食べ物を並べすぎないようにする方が電気を使わず、どのような場合でも、食品の間に隙間を空けるというのがポイントです。

冷凍食品や冷凍した食べものを解答するときや温めるときは、そのままでは電気を沢山使います。
電子レンジを使う前に、まずは冷蔵庫の外においてある程度解凍する、または冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍してから、温めると使う電気を節約できます。
自然解凍すると、解凍までに時間がかかりますが、その分電子レンジの電気代を少なくできます。
肉の塊などは、小さく小分けしてから解凍すると、時間を短くできます。

食品を温めるときは、ラップをかけてから温めると、早く温まります。
蓋のついている弁当やレトルト食品は別ですが、食器に入れている食べ物や、コップの飲み物は、ラップをしてから温めるようにします。
ラップをすると、中の熱が逃げにくく、早く温まります。
ラップも、繰り返し使えるシリコンラップを使えば、節約できます。

庫内を掃除する

電子レンジは、庫内にマイクロ波を照射し、食品を振動させて温めていきます。
庫内の壁や天井に汚れがついていると、その汚れにもマイクロ波は反応し、食品を温めるのに余計に電気を使います。
どうしても、電子レンジを使うと、食品のタレや肉汁などが飛び散り、庫内に飛散します。
そのために、節電をするならば、定期的に庫内の掃除をしましょう。

軽い汚れには、水を加熱して蒸発させ、庫内の壁や天井を蒸らしてから掃除すれば良いです。
頑固な油汚れには、水に重曹を混ぜて、レンジで加熱して蒸発させます。
これによって蒸気が弱酸性となり、庫内についた油汚れを落としやすくしてくれます。
加熱した後は、雑巾やキッチンペーパーなどを使い、汚れを掃除して落とします。
あまりにも頑固で落ちない汚れには、重曹水やクエン酸水などを、そのまま庫内にスプレーしてふりかけてから、キッチンペーパーやタオル、雑巾などを使って掃除しても良いです。

コメントは受け付けていません。