冷蔵庫

冷蔵庫の効果的な使い方と節約方法

冷蔵庫の使い方と設置場所

どのような冷蔵庫を使うにしても、庫内の温度を設定できるようになっています。
温度設定を強から中と1段階下げるだけでも、年間で目に見えるぐらいの節電となります。
また冷蔵庫を設置する場所も重要であり、冷蔵庫を壁に寄せすぎて壁との隙間をなくすと、冷蔵庫が放熱を効率よくできず、余計にお金がかかってしまいます。
逆に壁から離せば離すほど良いということでもないので、適当な放熱スペースを確保し、壁との間には隙間を空けましょう。

また冷蔵庫の使い方でも、節電になるかどうか、電気を多く使うかどうかも決まってきます。
庫内に野菜や肉など、食べ物を詰め込み、隙間がないほど置くと、庫内の食品を冷やすのに電気を使い、効率よく冷やせないので、余計に電気を使用します。
庫内は、多くても食品は80%ぐらいまで置くようにして、ある程度庫内に隙間を確保した方が、電気代がかからずにすみます。
食品を庫内に詰めるだけ詰め込んだ時と、半分だけ詰めたときでは、半分に減らした方が、使う電気は遙かに少ないです。

食品を詰め込み過ぎると、目的の食品を取り出すまでの時間がかかり、冷蔵庫の扉を長く開けてしまうので、庫内の温度が上がり、そのときにも電気を使います。
または、最初から冷蔵庫のどこに、どの食品を置くようにするかと決めておけば、目的の食品を探さずにすぐに取り出せます。

小さい食品はタッパーなどにまとめて入れておけば、すぐに取り出せます。
また、冷蔵庫の中に何が入っているか、一覧表を作り、冷蔵庫の扉に貼り付けておいても良いでしょう。
温度の高い食品は、ある程度冷ましてから入れた方が、使う電気を少なくできます。

食品が庫内にあまりなくても、扉を開ける時間は短い方が良く、理想は1回6秒間と言われています。
庫内の温度上昇が気になる方は、庫内の前にカーテンなどを付けて温度が上がるのを防ぐ方法もありますが、これは扉についているポケット部分をあまり冷やさないので、ポケット部分の食品管理が必要です。

旧型と新型

エアコンにしても同じであり、冷蔵庫も古い型の製品よりも、最新モデルの方が省エネとなっており、節約効果は高いです。
特に冷蔵庫だと20年ぐらい前のモデルであれば、フロンガスを使用しており、大変電気を使います。
冷蔵庫はそれほど高い製品でないので、10年や20年前のものを使っているなら、最新モデルに買い換えると節電になります。

参考サイト : 冷蔵庫の買い替えで電気代がいくらお得になるのか計算してみたら驚きの結果が!

10年前のモデルで消費電力は600kW前後、最新モデルでは消費電力は200kW前後となっており、3分の1以下の消費電力になります。
当然のことながら、この消費電力は、年間の電気代にも違いが表われ、1万円以上違ってきます。
夜中になると使う電気をセーブするモデルなどもあります。

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