勉強

大阪の教育力向上プランの内容は?

教育の内容と現場を変える

大阪府では、教育改革プログラムを発足し10年間行い、教育の再構築に取り組んできました。
しかし、学力や指導など、さらには生徒の意識低下など、残された課題もあります。
そのような状況をふまえて、子供が将来社会で生き残る力を養うために、必要な事柄をまとめて、大阪での教育の目指す方向を示すのが、教育力向上プランです。

これは、教育現場を変えて学生の意識も変えることを目的にしています。
そのためには、授業を変えていき学生に機会を与え伸ばしていきます。
また、現場で教える教員も鍛えていき、より学生が能力や学力を伸ばしていけるように取り組んでいきます。

さらには、将来社会で活躍するリーダーを育てていくということも、目標にしています。
これには、高校で新しい学科を設立する、合同発表会や共通の学力テストを行うなどもしていきます。
もちろん教員は日々研鑽していくことは重要ですが、学校をより魅力的にして、学生が学びやすく、積極的に取り組む環境も作ろうとしています。

英語にふれる機会を増やす

英語の重要性が高まる中で、日常生活では使う機会が少ないので、小中高と子供が英語を使う機会を増やし、一貫した教育を行っていきます。
グローバル社会では、英語は必須となっており、コミュニケーションの手段になります。
義務教育終了時点で、英語で意見を伝えられる生徒の育成を目指します。

これは使える英語を日常で活用することであり、英語を使う場面を増やします。
たとえば、英語の音声CDを配布し、家庭でも英語学習が行えるようにします。
ただ、CDを配布しただけでは、進んで学ぶことはないので、授業を工夫して家庭でも学ぶことに繋げないとなりません。

学校では空いている教室を使用し、英語教室を設けます。
そこでは、インタビューや面談、音読練習など、数々の英語の授業を行っていきます。
大学になると、外国人と話すような機会を設け、英語での講義を開くなど、小学校から大学まで、英語にふれる場面を増やしていきます。

しかし、学生が英語に興味を持っても、教員が英語を話せないのでは、英語授業は行えません。
そこで、定期的にネイティブの方を招いて授業を行ってもらうことで、英語を話す機会を増やしていきます。
教員に対しても、研修を行うなど、英語で授業できるように学んでもらいます。
学生が英語を話せるようになりたいと、思うような授業を展開することで、将来の英語学習に繋げたいという狙いがあります。
ただ学生に英語を話せるようになってほしいならば、朝から晩まで英語付けにするぐらいにしないと難しく、教育力向上プランでの見通しは少し甘いでしょう。
英語を身につけるためには、相当な時間を必要とし、さらなるプランの改善をしていく必要があるでしょう。

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