子育て

大阪の子育て支援新制度とは?

子育て支援を増やす

2015年から始まった子育て支援制度は、一言で言うと親が子育てをしやすくするために、対応する設備を増やして整えるということです。
中でも一番新しくなったのが、認定こども園を設立することです。
これはいわば、保育園と幼稚園の両方の性質を備えた託児所であり、子供を持つ親がより利用しやすくするために、設置されます。

働いている親としては、働いているときは保育園に子供を預け、育児休暇を取れば幼稚園に預けると、親の就労状況によって、利用できる設備が決まっていました。
しかし認定こども園であれば、5歳児までの子供の、保育や教育を一貫して行います。
特に3歳以上の子供であれば、親が働いていようといまいと、関係なく利用できます。
どの認定こども園であっても、小学校への就学前の教育や保育として、4時間ぐらいから利用できます。

また認定こども園の増加によって、保育士としていた人にも、働く場所が広がり、チャンスも広がり、より良い環境で働くことも可能となっています。
現在までに、全国で3000カ所近くあり、すでに認定こども園に移行する施設も増えてきています。
保育士の資格を持っていれば働くことができ、イベントなどの行事が数多く開催されるので、多くの経験を積むことができ、将来保育園などで役職などを目指す方におすすめです。

もしも、親御さんで子供を認定こども園に預けたいというならば、まずは保育認定を受けないとなりません。
そのためには、認定こども園となっている幼稚園ならば直接申し込み、保育園ならば市町村を通じて認定申請します。
ちなみに、1ヶ月の就労時間が120時間を超えるか超えないかでも、1日何時間預けられるか違ってきます。

認定こども園について

子育て支援制度によって誕生した施設形態であり、幼稚園や保育園が運営していきます。
この両者の良い部分をそれぞれ1つにしており、質の高い教育と保育を提供します。
市町村が主体となって支援の内容を考え、地域のニーズに応じた計画を練って実行します。
そのために、認定こども園といっても、それぞれの園によって特徴があり、親が選ぶときも、その特徴を調べてから選ぶと良いです。

認定こども園は、昨今の保育園不足を解消するために設置された施設という面もあります。
しかしそれ以上に、保育園や幼稚園、小規模保育などの、それぞれの託児所のサービスを組み合わせて提供し、保育での財源負担を減らすことも目的の1つです。
保育士などの人材も確保し、教育や保育の質も向上させます。
このために、子育て支援制度は、総合的な改善を狙った仕組みなのです。

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