講義

教員免許が取得できる大学とは?

教師の仕事や教員免許とは

教師は、子供に様々な知識を授け、将来の日本を支えるような人材育成の役目を担っています。指定された教本をもとに授業をすすめたり、子供の学習理解度をチェックしたり、様々な業務があります。

小学校や中学校の教員では、子供だけに限らず、家庭での教育方針や生活事情をうかがうことも含めて、子供が学校でどのような様子なのかを報告する「家庭訪問」をします。常に教える立場であり、子供からすれば「お手本」のような存在であるため、教師は、決して楽な職業ではありません。

一方で、憧れの先生を目指して教員を目指す人はいるでしょう。教師になるためには指定された教員免許が必須です。教員免許がなければ、日本の学校では、子供に授業をすることは許可されていません。将来の日本を維持・向上していくための重要教育機関ですので、専門的知識を有していないと教師としての役割はおろか、この先の日本の発展が望めないため当然ともいえる制限でしょう。

教員免許の取得方法

教員免許を取得するには、まず、大学や短期大学を通して所定の単位を習得する必要があります。その後、各都道府県の教育委員会から「教員免許状」を取得します。

私立の小学校や中学校の教師を目指す場合は、その学校の教員採用試験に合格・採用されると教師になれます。公立の学校に所属する場合は、ます、教員採用試験に合格しなければ公立の小・中学校で採用されませんので注意が必要です。

教員免許は免許ごとに1種、2種、専修に別けられますが、取り立てて教えられる範囲に違いはありません。

また、教師の中には、保健室のようなクラスを受け持たない教員がいます。保健室の先生の場合は「養護教諭」の免許状を取得する必要があります。

教員の免許が取れる大学

教師を目指す人に向けて、東京都と大阪府で教員免許を取得できる大学を紹介します。

大阪府の場合

大阪府で教員免許の資格取得を支援している大学に「関西大学」があります。学部学科別に教員免許の種類で取得できる内容が異なります。主に中学校教諭1種免許状と高等学校教諭1種免許状が取得できます。文学部総合人文学科のみ小学校教諭1種免許状の資格が取得できます(2018年時点)。

東京の場合

東京都では、「青山学院大学」で教員免許が取得できます。
取得できる教員免許は、幼稚園教諭1種免許状、小学校教諭1種免許状、中学校教諭1種免許状、高等学校教諭1種免許状があります。そのうち、幼稚園教諭1種は教育人間科学部に所属する学生のみ取得対象になっているようです。

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